『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(Pina)は、2011年のドイツの3Dダンス映画である。2009年に亡くなったドイツの振付家のピナ・バウシュを扱ったドキュメンタリーであり、ヴィム・ヴェンダースが監督した。
第61回ベルリン国際映画祭のコンペティション外にてプレミア上映された。
第84回アカデミー賞では外国語映画部門でドイツ代表作品として選出された。また、長編ドキュメンタリー映画賞にはノミネートされた。
製作
ヴェンダースは長年にわたってバウシュと交流があり、彼女の映画を製作しようと考えたのは20年以上も前のことであったが、「ピナの素晴らしい踊りを映像化するすべがなかった」ために中々進まなかった。その後ヴェンダースは『U2 3D』で最新のデジタル3D技術を目の当たりにしたことでようやく企画が進行し始め、2009年秋に撮影開始が予定されていた。しかしながら同年6月30日にバウシュが亡くなったことでキャンセルされた。ヴェンダースは失意に陥ったが、バウシュが生前率いてきたヴッパタール舞踏団の姿に励まされ、製作を再開し、完成に至った。
受賞とノミネート
参考文献
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち - allcinema
- Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち - KINENOTE
- Pina - オールムービー(英語)
- Pina - IMDb(英語)



