エル・ウェッド(アラビア語:اﻟﻮادي)はアルジェリアのエル・ウェッド県の県都。 地下水が得られるオアシス都市で、その為「川」を意味する名前になった。 椰子の栽培や煉瓦建設が行われていた。 「千のドームの市」と呼ばれる。
首都アルジェから南東に400kmの位置に有り、チュニジア国境が近い。 2008年の人口は約13.5万人だった。
歴史
11世紀、ファーティマ朝がズィール朝に対抗する為に、バヌーヒラル人をトリポリタニア(リビア北西部)、チュニジア、コンスタンティーヌ県に派遣した。
気候
砂漠気候(BWh)に属し、とても暑い夏と穏やかな冬が訪れる。 雨は少なく、夏は特に乾く。
交通
N16高速道路によって南東のトゥーグラと、北東のテベッサに繋がっている。 N48号線によって北のスティルと繋がっている。 グエマル空港が20km北に位置する。
教育
最終学歴
- 大学・職業専門学校以上:7.4%
- 中学校・高校:17.5%
- 小学校以下:75.1%
識字率
- 全体:86.1%(県内2位)
- 男性:91.2%(県内2位)
- 女性:80.6%(県内1位)
自治体
以下の6地区に分かれる。
- El Oued
- Mahda
- Legtouta
- Keraïma
- Oum Sahaouine
- Mih Bahi Sud
脚注
外部リンク
- El-Oued: Pearl of Sahara
- Explore Oued Souf with Google Earth



