宝生寺(ほうしょうじ、旧字体:寶生寺)は、東京都八王子市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
1425年(応永32年)、明鑁上人によって開山された。14世紀初頭に建てられた「大幡観音堂」をもとに創建された。これが当寺の起源である。
その後、滝山城の城主だった北条氏照の帰依を受け、篤く保護された。一時期は滝山城下に移転したこともあった。
当寺のもととなった「大幡観音堂」は、老朽化甚だしく、1902年(明治35年)に当寺に統合された。
1945年(昭和20年)の空襲で建物は悉く焼失した。現在の建物は全て戦後に建てられたものである。
文化財
- 木造毘沙門天立像(東京都指定有形文化財 昭和51年7月1日指定)
交通アクセス
- 路線バス陵北大橋停留所より徒歩3分。
脚注
参考文献
- 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年

![[八王子市西寺方町]宝生寺毘沙門大祭 囃 見聞録。](http://stat.ameba.jp/user_images/20130629/17/hayasiren/d3/1a/j/o0800045012592451225.jpg)

