潮凪町(しおなぎちょう)は、愛知県名古屋市港区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施。
地理
名古屋市港区南部に位置する。北西は稲永二丁目・稲永三丁目に接する。
歴史
町名の由来
潮が穏やかになることを願って命名されたとされる。
沿革
- 1940年(昭和15年)2月15日 - 公有水面埋立地である名古屋港築港十号地の一部により、港区潮凪町として成立。
- 1942年(昭和17年)3月26日 - 埋立地を編入する。
- 1943年(昭和18年)4月10日 - 埋立地を編入する。
- 1959年(昭和34年)
- 1月20日 - 埋立地を編入する。
- 6月1日 - 埋立地を編入する。
- 1967年(昭和42年)4月24日 - 埋立地を編入する。
- 1970年(昭和45年)2月16日 - 埋立地を編入する。
- 1988年(昭和63年)4月26日 - 埋立地を編入する。
- 2019年(平成31年)4月19日 - 埋立地を編入する。
世帯数と人口
2021年(令和3年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- あおなみ線潮凪信号場
- あおなみ線潮凪車庫
施設
- 潮凪埠頭
- 稲永埠頭
- 稲永第二埠頭
- 10号地石炭専用埠頭
- 東海コンクリート工業名古屋工場
- 名古屋埠頭石炭置場
- ヤマナカしおなぎ生鮮加工センター
- 2011年(平成23年)2月下旬設置。ヤマナカの鮮魚・精肉パック製品全般の加工を担う。
- 名古屋市第二処分場
- 名古屋市内唯一のゴミ埋立処分場。主に焼却残渣を処理する。2015年(平成27年)5月12日より埋め立てが開始され、以降15年掛けて使用される予定となっている。面積は2.1ヘクタール(うち埋立面積は1.1ヘクタール)、埋め立て容積は9万6千立方メートル。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 455-0844(集配局:名古屋港郵便局)。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、潮凪町に関するカテゴリがあります。




