仁位 宗香(にい しゅうこう)は、南北朝時代の武将。
経歴
正平4年/貞和5年(1349年)兄の宗経茂の命により対馬の守護代となり、大宰府から下県郡仁位村中村に移る。山林の乱伐を禁じ、正平17年/貞治元年(1362年)には二分五厘物成を実施し民政の安定に尽くした。没後、島民は功を称え地主社を建て、後胤の満茂は応永25年(1418年)清玄寺を建て菩提寺とした。
脚注
参考文献
- 安田元久 編『鎌倉・室町人名事典』新人物往来社、1985年。ISBN 4404013027。
- 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。



