『火曜ドラマゴールド』(かようドラマゴールド)は、2006年10月31日から2007年3月27日まで日本テレビ系列(テレビ大分・テレビ宮崎を除く)で、毎週火曜21:00 - 22:54 (JST) に放送されていた長時間ドラマ番組。1981年9月29日スタートの『火曜サスペンス劇場』から26年続いた日テレ火曜夜の2時間ドラマ枠は本番組で最後となった。
本番組を土曜12:00 - 13:54に遅れネットで放送していた沖縄テレビ(フジテレビ系列)では、タイトルを「土曜ドラマゴールド」に差し替えていた。
概要
基本的には前番組「DRAMA COMPLEX(ドラマコンプレックス)」(通称:ドラコン)の内容を踏襲しているが、「検事・霞夕子」など、前々番組であった「火曜サスペンス劇場」で好評だったシリーズも本番組で復活している。
視聴率は10%前後で推移(2006年11月末時点の平均が9.5%、12月最後での平均が9.8%、2007年明けの1月16日の平均が10.2%)。また『火サス』時代に遅れネットを実施していたテレビ大分とテレビ宮崎の2局も引き続きネットを行わなかったなど、『火サス』黄金期に比べ失速がより顕著に見られるようになった。
2007年春の改編に伴い、この番組が約5か月で打ち切りとなることが決定。実に四半世紀以上も続いた日本テレビの2時間ドラマ枠の歴史に幕を閉じることとなった。2007年3月27日に放送された最終回では同枠で最多放送回数を誇り、人気シリーズでもあった「監察医・室生亜季子」の完結篇を放送。同じく同枠で不定期に放送されていた「女検事・霞夕子」、「警部補 佃次郎」の主人公がそれぞれ登場し、「救急指定病院」の池上季実子や、数々の火曜ドラマに登場した藤田まこと、「警視庁鑑識班」の西村和彦などの豪華キャストの登場で同枠の有終の美を飾った。皮肉にも、この最終回が火曜ドラマゴールドとしては最高視聴率の13.8%を記録することになった。 後番組は木曜19時・20時台の1時間番組2本分と火曜21時・22時台の2時間枠を交換し、21時台に「週刊オリラジ経済白書」・22時台に火曜ドラマを新設。2時間枠は木曜19時・20時台は2時間の単発番組「モクスペ」に移行した。また、「火曜サスペンス劇場」時代から土曜12時・13時台の遅れネットをしてきた沖縄テレビは火曜ドラマゴールドの後番組にあたる2番組は放送せず、火曜22時台に遅れネットしてきた土曜夜9時のドラマ枠を12時台に移行した。
作品リスト
- ※ステレオ放送の場合は☆マーク、解説放送のある作品は★マークを付けている。
- 関東地区の平均視聴率は11.3%(2007年1月23日現在)
放送時間
オープニングナレーション
- 杉本るみ
エンディングテーマ
- 2007年1月9日 - 3月27日 竹内まりや「明日のない恋」
- 2007年1月30日『松本清張スペシャル「地方紙を買う女」』のみ「明日のない恋」「シングル・アゲイン」「告白」の3曲が主題歌として使用された(エンディングでは「告白」が用いられ、3曲を「主題歌」として表示。「明日のない恋」の項も参照)。
脚注
関連項目
- DRAMA COMPLEX(ドラマコンプレックス)
外部リンク
- 火曜ドラマ ゴールド




